「これほど高く評価されるとは思いませんでした」
査定ランク:A
従業員数:
2026.8.22
■ 背景・これまでの状況
当該企業は、建材や工業用途に使用される無機原料・鉱物系原料の製造・販売を行う企業である。
原料の入荷や製品の輸送・保管には日常的にフレコンバッグを使用しており、
使用後にはまとまった数量のフレコンバッグが継続的に発生していた。
これまで使用済みフレコンバッグについては、製造工程から発生する
副次的な排出物として扱われ、一定数量がまとまった段階で処分していた。
実際には使用回数が少なく、状態の良いフレコンバッグが多かったものの、
「一度使用したフレコンバッグに大きな価値はない」という認識から、
資源として査定する機会はほとんどなかった。
近年、廃棄物削減や資源循環への取り組みを強化する中で、
これまで処分していた使用済みフレコンバッグについても有効活用できないか検討を開始。
処分コストの削減だけではなく、資源循環につながる新たな回収方法を
検討するため、アイレックス株式会社へ査定依頼が行われた。
■ 排出内容・状態
査定対象となったフレコンバッグは、主に無機粉体や鉱物系原料の
輸送・保管に使用されていたものである。
状態は以下の通りであった。
・無機粉体、鉱物系原料用フレコンバッグ
・使用回数1回
・屋内保管中心
・破袋なし
・油汚れなし
・水濡れなし
・異物混入が少ない
・同一用途のフレコンバッグが中心
・継続的にまとまった数量が発生
原料由来の微量な粉体付着は見られたものの、フレコンバッグ本体の
状態は非常に良好で、著しい劣化や破損も確認されなかった。
また、使用用途や内容物が明確であり、ロットごとの状態に大きな
ばらつきがなかったことも、査定上の重要な評価ポイントとなった。
■ 査定結果・アイレックスの判断
アイレックスでは、材質、内容物、付着物の程度、使用回数、保管環境、
破損状況、異物混入、排出数量、再資源化工程への適性などを総合的に評価した。
本案件では、
・フレコンバッグの材質が安定している
・使用履歴と内容物が明確
・著しい汚れや油分の付着がない
・破袋や劣化がほとんどない
・屋内で適切に保管されている
・同程度の品質で継続的にまとまった数量が発生する
といった条件を高く評価。
無機粉体由来の軽微な付着はあるものの、再資源化への影響は限定的であり、
再生原料として高い利用可能性があると判断した。
その結果、本案件は 査定ランクA と評価し、有価買取による回収を実施。
これまで処分費をかけて廃棄していた使用済みフレコンバッグが、
有価物として資源循環する仕組みへと転換された。
さらに、一定数量がまとまった段階で回収する運用を整えることで、
現場の保管・排出方法も整理され、継続的な回収スキームの構築につながった。
■ 排出元の声
「原料の粉が多少付着しているため、それほど評価されないと思っていました。実際に査定してもらうと、汚れだけではなく、材質や使用回数、保管状態、数量まで含めて評価していただき、これほど高く評価されるとは思いませんでした。
これまで処分費をかけていたものが有価物になったことは、コスト面でも大きなメリットです。
廃棄量の削減だけでなく、資源循環への取り組みとして社内でも分かりやすく説明できるようになりました。」
■ アイレックスからのご提案
建材・鉱物・化成品業界では、原料輸送に大量のフレコンバッグが使用されています。
使用後に粉体が付着していることから、
「汚れているから買取できない」
「鉱物原料に使用したものは再資源化が難しい」
「使用済みなので処分するしかない」
と判断され、そのまま廃棄されているケースも少なくありません。
しかし、フレコンバッグの査定価値は、表面的な汚れだけで決まるものではありません。
内容物の種類、付着物の程度、材質、破損状況、保管環境、排出数量、継続性などを総合的に確認することで、粉体原料に使用されたフレコンバッグでもAランク評価につながる可能性があります。
アイレックス株式会社では、10年以上にわたり使用済みフレコンバッグの再利用・再資源化に取り組んできた実績をもとに、それぞれの排出状況に合わせた査定・回収・再資源化をご提案しています。
単に使用済みフレコンバッグを買い取るだけではなく、その先の再資源化までを見据え、「廃棄物として処分する」から「資源として循環させる」への転換を支援しています。
「捨てる前に、まずはご相談ください。」
これまで処分費をかけていた使用済みフレコンバッグが、新たな資源価値を生み出す可能性があります。
あらゆる無駄を富に。
アイレックス株式会社は、使用済みフレコンバッグの買取・回収・再資源化をはじめ、リサイクル設備や製造技術、資源循環スキームまで提案するマテリアルリサイクルトータルソリューション企業です。
素材循環を「処理」から「設計」へ。
これからも、企業から発生するさまざまな素材の可能性を見極め、新たな資源循環の仕組みづくりを推進してまいります。


