「汚れがあっても買取できるとは思いませんでした」
査定ランク:B
従業員数:
2026.8.8
■ 背景・これまでの状況
当該企業は、各種プラスチック原料や添加剤、樹脂コンパウンド製品などを
取り扱う化学・樹脂原料メーカーである。
原材料の入荷や製造工程では多くのフレコンバッグを使用しており、
使用後には毎月一定量のフレコンバッグが継続的に発生していた。
一方で、使用後のフレコンバッグには原料由来の粉体や細かな付着物が残ることがあり、「新品に近い状態ではないため、買取は難しいだろう」という認識から、これまでは一定量をまとめて産業廃棄物として処分していた。発生量が増えるにつれて、処分費だけでなく、一時保管スペースの確保や処分手配など現場の負担も課題となっていた。そこで、廃棄物削減と処分コストの見直しを目的として、使用済みフレコンバッグに資源としての価値が残っていないか、アイレックス株式会社へ査定依頼が行われた。
■ 排出内容・状態
査定対象となったフレコンバッグは、主に樹脂原料や添加剤などの
輸送・保管に使用されていたものである。
状態は以下の通りであった。
・樹脂原料、添加剤用フレコンバッグ
・原料由来の粉体付着あり
・軽度の汚れあり
・大きな破袋なし
・著しい油汚れなし
・屋内保管中心
・同系統のフレコンバッグが継続的に発生
・一定数量をまとめて回収可能
Aランク相当のフレコンバッグと比較すると原料由来の付着物が見られたものの、
全体的な形状は維持されており、再資源化を検討できる状態であった。
■ 査定結果・アイレックスの判断
アイレックスでは、材質、内容物の種類、付着物の程度、異物混入状況、
保管環境、排出数量、再資源化工程への適性などを総合的に確認した。
本案件では、
・フレコンバッグの材質が比較的安定している
・著しい破損や劣化が少ない
・油分などの大きな汚染がない
・排出されるフレコンバッグの種類が比較的統一されている
・継続的に一定数量が確保できる
といった点を評価。
一方、原料由来の粉体付着や軽度の汚れがあり、再資源化にあたって
一定の前処理が必要となることから、査定ランクBと評価した。
その結果、処分ではなく、有価買取による回収を実施。
これまで処分費をかけて廃棄していた使用済みフレコンバッグの一部を
資源として循環させることで、廃棄物量の削減と処分コストの低減につながった。
また、一定の回収条件を設定することで、継続的な資源循環スキームとして
運用できる体制も構築された。
■ 排出元の声
「多少の原料汚れがあるため、買取してもらうのは難しいと思っていました。
実際には汚れだけで判断するのではなく、材質や状態、数量などを
総合的に評価してもらえたので驚きました。
これまで処分していたフレコンバッグの一部が有価物になり、
処分費の削減にもつながっています。
今では現場でも、使用後すぐに廃棄物と判断せず、
資源として活用できる状態を維持することを意識するようになりました。」
■ アイレックスからのご提案
化学・樹脂原料メーカーから排出される使用済みフレコンバッグは、
必ずしも新品に近い状態でなければ買取できないわけではありません。
「原料の粉が残っている」
「多少の汚れがある」
「一度使用しているので価値がない」
こうした理由だけで、すべてを処分してしまっているケースも少なくありません。
しかし、フレコンバッグの価値は、見た目だけで決まるものではありません。
材質、内容物、付着物の程度、破損状況、保管方法、数量、継続性、
そして再資源化工程との適合性などを総合的に確認することで、
これまで処分されていたフレコンバッグでも有価買取につながる可能性があります。
アイレックス株式会社では、10年以上にわたり使用済みフレコンバッグの
再利用・再資源化に取り組んできた経験を活かし、
一律に「買取できる・できない」と判断するのではなく、
それぞれの状態に合わせた査定を行っています。
Aランクだけではなく、Bランクのフレコンバッグにも、
資源として活かせる可能性があります。
「捨てる前に、まずはご相談ください。」
処分費をかけて廃棄している使用済みフレコンバッグが、
企業にとって新たな資源価値を持つ可能性があります。
あらゆる無駄を富に。
アイレックス株式会社は、使用済みフレコンバッグの買取・回収・再資源化を
通じて、企業の廃棄物削減と資源循環を支援しています。
素材循環を「処理」から「設計」へ。
これからもアイレックス株式会社は、資源の可能性を最大限に引き出す
マテリアルリサイクルトータルソリューションを提供してまいります。


