査定ランク:B
従業員数:
2026.5.29
■ 背景・これまでの状況
当該企業は産業廃棄物の中間処理を行う事業者として、
製造業や物流業、建設業など多様な業種から排出される廃棄物を受け入れている。
その中には原料や製品の輸送に使用されたフレコンバッグも多く含まれていたが、状態確認や選別を行う体制が整っておらず、長年にわたりほぼ全量を処分していた。
近年は処分費や運搬費の上昇に加え、取引先から資源循環やリサイクルへの取り組みを求められる機会も増加。処分コストの削減と環境対応の両立を目的として、使用済みフレコンバッグの査定をIREXへ依頼した。
■ 排出内容・状態
査定対象となったフレコンバッグは、主に製造業や物流業から搬入された原料用フレコンバッグである。
状態は以下の通りであった。
・樹脂原料・粉体原料用フレコンバッグ
・軽度の汚れあり
・一部に印字やラベル付着あり
・破袋率は低い
・屋内保管中心
・数量は継続的に発生
全体として使用感はあるものの、比較的良好な状態のフレコンバッグが多く含まれていた。
■ 査定結果・IREXの判断
IREXでは材質、保管状態、異物混入状況、再資源化適性を総合的に評価。
一部に汚れや使用感は見られたものの、破損率が低く、
継続的な排出が見込めることから再資源化は十分可能と判断した。
その結果、本案件は 査定ランクB と評価。
状態の良いフレコンバッグについては有価買取を実施し、
再資源化が困難なものについては適切な処理ルートを提案した。
これにより、従来は全量処分していたフレコンバッグの一部を資源として
循環させる仕組みを構築することができた。
■ 排出元の声
「これまではフレコンバッグをまとめて処分していましたが、
査定を受けたことで資源として活用できるものが多いことに気付きました。
処分費の削減だけでなく、取引先への環境対応の説明にも活用できています。
今ではフレコンバッグを廃棄物ではなく、
資源として管理する意識が現場にも浸透しています。」


